医院からのお知らせ

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5月18日(水)フッ素で歯を守ろう!!

2016/05/18 お知らせ

5月18日(水)フッ素で歯を守ろう!!

こんにちは、清水歯科医院の歯科衛生士鎌田です?

今回は、みなさんが何気なく使っている歯磨き剤に含まれているフッ素についてお話ししたいと思います。

 

フッ素は私たちが日常口にしている食品や、海水、湖沼や川の水、土壌など自然環境に存在しています。なかでも日本食品中の食塩やお茶、魚介類には比較的高いフッ化物が入っているんです。

このようにフッ素はあらゆる食品・飲料水に含まれていて、私たちのからだ、特に歯や骨をつくる石灰化には欠かせない物質なのです!

 

ではみなさんはフッ素はどのように働くかご存知ですか?

フッ素には、

【酸の産生を抑制】…歯磨きで落としきれなかったプラークがつくるむし歯の原因菌の働きを弱め、プラークがつくる酸の量を抑えます。

【再石灰化の促進】…歯から溶け出したカルシウム・リンの再石灰化を促進。

【歯質強化】…歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復します。

このようにフッ素には、むし歯の発生を防ぐ効果があり、予防に有効です!

 

しかし、最初にお話したような日頃口にしている飲食物(フッ素が含まれている)だけでは歯の健康を保つには十分ではないので、定期的に歯科医院でのフッ素塗布や、お家でのフッ素配合歯磨き剤などを使って歯質強化に努めましょう!

次回はお家でのフッ素の使用法を詳しくご説明しますので、お楽しみに!